話題別英単語リンガメタリカ、早慶の専門性が高い英語・背景の勉強に必須の参考書の特徴

秋の気配を感じる10月となりましたが、大学受験に向けて、早い人だと志望校の過去問を一度やってみたり、志望校の過去問演習を始めたりする時期ではないでしょうか。マーチや早慶になると英語の文章もかなり専門性が強く、英語は苦手じゃないけれど、なかなか理解できない文章ってありますよね。今回はそのような専門性が高い文章を読むためにおすすめの参考書として、Z会から出版されている「話題別英単語リンガメタリカ」を紹介します。

 

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話題別英単語リンガメタリカ改訂版 [ 中澤幸夫 ]

話題別英単語リンガメタリカの特徴

この参考書は経済、環境、医療といった入試の文章題で出題されるジャンルの背景知識や英語の長文、話題別の専門単語などが紹介されている参考書になります。

基本的に速読英単語や速読英熟語に似ている構成になっていて、まずそのテーマごとの背景知識などを紹介するページがあり、その後そのテーマについての単語と長文が載っているという感じです。

この参考書を使い様々なジャンルの背景知識をつけることができ、早稲田や慶応に出題される文章がとても読みやすくなります。英語が苦手でこの参考書をやる暇がないという早慶志望の人でも日本語の部分を読むだけでも効果はあると思います!

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参考書のレベル

この参考書に出てくる長文のテーマは専門性があるので、背景知識がないとかなり難しいのですが、文章(構文)はそれほど難しくないのでマーチレベルの文章がしっかり読めるようであれば問題ないと思います。

また、この参考書は私大なら早慶志望の人向けとなり、マーチまでの人はやる必要はないかなとも思います。他の参考書類との比較では速読英単語 上級の方が難しいです。

英語の受験勉強で感じたことは、早慶レベルともなると構文のレベルよりも、むしろ経済などの専門性も求められ、ある程度の知識がないと太刀打ちできないということ。

その点、この話題別英単語リンガメタリカは背景や専門分野の説明もあるため、効率的にそれらの知識を身につけるにはかなり有効です。

全部覚える必要はあるのか?

この参考書は専門分野に強くなるのが目的で使用するため、必ずしも全部やる必要はあまりないと思います。

過去問研究を行い、自分の志望校がよく出題するテーマだけ学習すればいいと思います。ちなみに、早稲田 文系志望なら文系のテーマだけ勉強すればいいと思う一方、教育学部は文系と理系の問題が同じであるため、理系のテーマも勉強する必要があると思ういます。

単語に関しても文章に出てきてその専門単語の意味がわかれば問題ないのでスペルまでしっかり覚えなくても良いでしょう。

まとめ

今回紹介の「話題別英単語リンガメタリカ」の最大の特徴は、早慶レベルの入試英語で出題される「専門性の高い経済、環境、医療などの背景知識や英語の長文、話題別の専門単語などが紹介されおり、効率的に専門分野の知識を吸収しつつ、英語を勉強できる」ことに尽きます。

この意味では、構文などをマスターし、基礎的なレベルを身につけた後で、早慶・文系・理系などの出題傾向に合わせ、自分で勉強するテーマを絞り込んだうえでの使用が効果的です。

 

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