今回は大学受験における過去問の日本史の勉強方法について記載します。この時期や冬休みやになると、日本史もどんどん過去問の演習を行っている人が多いでしょう。でもなかには日本史などの選択科目の過去問は、その勉強方法や復習のポイント、どのくらいのペースでやればいいかわからないという人もいるのではないでしょうか。
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ベースとなる参考書を作ろう
まず、通史の勉強が終わり過去問に入る段階になったら、これをみれば全ての確認事項が確認できるという自分の知識のベースとなる参考書を一つ作りましょう。
僕の場合は東進の一問一答でした。東進の一問一答を隅から隅まで覚えて、他の問題集に載っていた知らない知識があれば一問一答に書き込み、自分が今まで触れた知識は一問一答をみれば確認できるようにしました。このようなベースとなる参考書を用意することで過去問の復習をするときにすぐに知識が確認でき、復習効率が上がります。
復習は資料集を使って復習しよう
例えば、復習を行う際には資料集を傍らに置き、過去問と同じ時代の確認など、資料集を使って復習することをおすすめします。資料集を使うことでその知識について深く知ることができるのみならず、視覚的にも記憶に留めることができます。
資料集は全文を読み込む必要もないのですが、歴史用語の単語としてのも覚えるよりも、画像を伴ったほうがより記憶しやすいもので、また、興味を持って取り組むきっかけにもなります。
過去問の知らない知識をメモするノートを作ろう
過去問を解き、解説を読んだらそこで間違えたものや知らない知識をまとめるノートを一つ作ることをおすすめします。大学入試の問題は、その大学ごとで同じ問題を出題することが多いので、ノートを作り定期的に復習することでその大学の過去問に強くなります。
過去問演習時期の勉強
僕の場合は一問一答と上記で作成したノートの復習2時間、過去問演習を一時間(三日に一回やり、残りの二日で復習)という配分でやっていました。過去問演習の時期と言っても復習メインで勉強するのが良いと思います。
同じ大学の他学部の過去問もやろう(特に早稲田)
大学入試の問題は、同じ大学の他学部から問題を流用し出題することが多いです。特に早稲田は、他の学部から似た問題を出題することが多くなっています。僕が早稲田の法学部を受験した時にも、その4年前に教育学部ででた問題が出題されました。早稲田の日本史の問題はとても難しいものが多いので、他学部で過去問研究を行うことで、これを行っていない人に差をつけることができます。
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