大学受験、過去問演習の目的や効率的な進め方など、2年間の受験勉強から整理してみた

どうも!!こんにちは!皆さん、志望校の過去問演習は順調に進んでいますか?やっているけどどう進めばいいのかわからない、復習はどうすればいいのかわからないなんてひと多いのではないでしょうか?今日はしっかりと学力を伸ばせる過去問演習のやり方を紹介します。

過去問演習を始める時期

過去問演習はいつから始めたらいいと思いますか?予備校によっては夏休みが終わったらすぐに始めさせるところもあるようですが、これは危険だと思います!

過去問はあくまでもその大学の問題の傾向を知るためにあるものなので、科目ごとの知識を完璧にした状態でのぞむのがよいでしょう。知識を曖昧なまま過去問演習をやりまくるよりは、知識を完璧にして過去2,3年の過去問を一周したほうがいい結果が出ると思います。

さまざまな予備校で過去問研究を行いなさいと強く教えられますが、過去問を解く力のないまま過去問研究を行なっても実力は伸びません。過去問研究はある意味危険です。過去問を解く力のない人も過去問をやりまくることで一時的に得点が少し伸びることがあります。

それもそのはず、過去問演習では同じ年の過去問を一周、二周、三周とやるので、点数が上がらなきゃおかしいです。これは問題を解けるようになっているのではなく、問題を覚えてしまっているだけなのです。

 

  • 志望校のレベルまでの実力をつけてから過去問に取り組むべき。
  • 知識が曖昧なまま過去問演習をやりまくるよりは、知識を完璧にして過去2,3年の過去問を一周したほうがいい結果が出る。

過去問演習の目的と、進め方・ペースの事例

過去問はどのくらいのペースで進めるのが良いか。この疑問を持っている人が多いのではないでしょうか? 某予備校では過去問は10年分3周やれとか言われているようであり、これをこなすために毎日過去問やってるよって人もいると思いますが個人的にはこのやり方には反対です。

過去問演習の目的

そもそも、過去問演習の目的は以下と認識しています。

  1. 自分の実力をチェックすること
  2. 傾向を掴み対策すること
  3. 自分の弱点(苦手分野)を把握すること
  4. 弱点を克服する対応を行うこと

上記の目的のもとでは、過去問演習を毎日行うのではなく、週1回もしくは2回行い、自分の苦手な分野や問題を把握し、一週間の残りの日でその分野を克服するという勉強方法がよいと思います。

進め方・ペースの事例

ご自身で過去問演習の進め方・ペースを掴むことがベストですが、参考までに事例を紹介します。

  • 日曜日に過去問演習を行う。自分で採点の結果、英語の文法の整序問題が苦手であると認識した。
  • 月曜から土曜にかけて、英語の整序問題に時間を割いて勉強する。
  • 翌日曜日に、他の過去問にチェレンジする。

 

このように毎日過去問を行うより実力を測るために使用することが最も効率が良いと思います。また、過去問を毎日行うことにより復習が雑になってしまいます

あらためて、「過去問演習の目的と、進め方・ペースの事例」のポイントを整理すると以下となります。

  • 過去問演習の目的は、過去問の傾向を掴み、自分の苦手分野を認識したうえで、苦手分野を克服する対応をとること。
  • 上記対応のため、過去問演習は週1〜2回。週の残りの日は苦手克服のための勉強や復習にあてること。

 

次回は教科別の過去問の復習の仕方について記載する予定です。

 

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